JAZZ、甲州街道、幡ヶ谷、漫才王

土曜日は久々に生でライブを観た。まずお昼は無限大で「JAZZ」を。これはホールじゃなくドームで十分なくらいの客入りだなあ…と正直思ってしまったのはとりあえず置いといて。今回が第2回目で、1回目のもかなり気になっていて、やっぱり観ればよかったなあと後悔が残っていたので今回ようやく観れてよかった。もちろん内容は最高だった。めちゃくちゃどうでもいい情報だけど、この4人の中で一番顔が好きだなあと思うのはTAKAHIROさんです。

うるブギが形容詞が入った箱から引いて男ブラが設定を箱から引いて即興コント。設定は事前にお客さんがアンケートで送ったもので、全部で200個くらい集まったらしい。コントを始める時に4人が探り探りの感じで位置につく瞬間が毎回良い。言葉に出して打ち合わせするわけにはいかないので、ただアイコンタクトだけで位置につくのが、ミュージシャンが集まって即興演奏を始める時の感じでめちゃくちゃ格好良かった。まさにJAZZだった。全部で10曲奏でたんだけど、前半で4人ともかなり息切れしてめちゃくちゃ体力気力を消耗している感じだった、八木さんが「後頭葉が疲れる」って言ってたけど観ている側もちゃんと作られた台本のネタを見るのとは全然違う緊張感があって、すごく脳が痺れる。普通のネタライブでは味わえない快感。
・忘れやすい美容室
・女々しい幼稚園
・礼儀正しいRPG
・優しすぎる料理教室
・ややこしい深夜のコインランドリー
・厳しすぎる事件現場
・怪しい道場
・強すぎる街ブラロケ
・煙たい同窓会
・テンション高い女子校


忘れやすい〜は、病院行った方がいいんじゃない?と不安になるような人ばかりが出てくる。不安になるけど可愛い。女々しいはみんなそれぞれの女々しいエピソードを出しつつみんなすぐ泣く。やっぱこういうのは平井さん上手いよなあと思った、女性に対する造形の深さ。礼儀正しいRPGがめちゃくちゃ面白すぎた。死ぬ時まで礼儀正しい。男ブラの二人の、死ぬ時の所作の美しさ。料理教室では浦井さんが料理できなさすぎで可愛い。そして後半は何故かバイオレンス。コインランドリーでは佐々木さんと浦井さんが何故かモデルに。ちゃんとオチが決まってるわけではないので中途半端にふわっとシュールな感じで終わる。厳しすぎるは唐突に相撲が始まる。道場は結構長めにじっくりやっていたような印象。闇に紛れて現れる浦井さんと佐々木さんが可愛い。街ブラはこれまためちゃくちゃ終始バイオレンス。いろいろな種類の煙たさ。最後のテンション高い女子がこれまたすごく楽しかった。

全体的に何故かバイオレンス多めなのが普段のコントとは違った面が見れて良かったし、人が死ぬ展開がやたら多かった。

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ライブ後は渋谷から中野まで歩いてみた。まずはNHKまで出てその流れで代々木公園の周りをずーっとぐるっと。代々木公園はめちゃくちゃ人が多くて駐車場待ちの車も何十台も行列ができるほどだったし今日も高そうな犬がいっぱいいた。周りをひたすら歩いていたら代々木公園がいかにデカいかを実感した。歩いても歩いても終わらない。やっと終わったと思ったらほぼ新宿だった。名前だけは知ってたけど一度も降りたことがなかった、参宮橋駅前に出た。こういう、とりたてて有名なスポットとか何もなくて、大きな街と街の隙間みたいな場所は好きだ。そっからちょっと歩いたら甲州街道に出る。当初の予定では代々木か新宿まで歩いてそっからは電車乗るつもりだったけど、新宿あたりの時点でまだ余力がある感じだったのでそのまま歩き続けた。しかし初台あたりで後悔し始めた。とりあえずオペラシティでトイレに行った。そっからはひたすらに甲州街道をまっすぐ歩いて行った。大きな交差点が全然ないので、中野を通り過ぎてるんじゃないか?!と不安になりつつ。結局やはりかなり遠回りしていたことがわかった。やっと中野方面へ出れる大きな交差点があったので曲がったものの、そっからが長かった、甲州街道から青梅街道まですげえ遠かった。中野に行くんなら新宿で青梅街道に出るべきだったなというのはなんとなくわかっていたものの、人混みゾーンを抜けて青梅街道まで出るのがとても面倒に思えたのでそのまま甲州街道で行ってしまったけど、やっぱり青梅街道に出るべきだった。途中で初台のセブンイレブンとか寄ることも可能だぞ?という案も出たけどとりあえずそういうのはやめておこう、という話になった。そんなわけでただまっすぐ甲州街道を歩き続けた。

甲州街道をずっと歩いていたら、初台通り過ぎて幡ヶ谷という地名が看板などに出てくるようになって、そうか、ここが幡ヶ谷なのかー!!と。遠回りにはなったけどこれまで私の脳内地図では空白地帯だった幡ヶ谷を実際に見て歩くことができたから良かった。京王線の新宿から笹塚の間というのは完全に空白地帯で、電車や車で一瞬で通り過ぎてしまうだけの場所だった。昔府中に住んでいたこともあるので京王線はよく乗っていたけど、そもそも初台とか幡ヶ谷ってのはその京王線で通過すらしないので、本当に存在しない場所だった。新宿に近すぎる場所は一瞬で通過してしまうので、ほぼ存在が認識されていなかった。参宮橋駅も今回初めて見たけど、小田急でも代々木上原、下北沢、町田とかって、ほぼ急行が停まる駅しか、存在として認識していなかった。でもそこに住んでいる人の存在などを最近知るようになり今日生まれて初めてその場所を訪れることができて、空白地帯だった部分に色がついて文字が書き込まれた。
結局2時間近く歩くことになったのでめちゃくちゃ疲れたけれども、1月とは思えない暖かい陽気でロンT一枚でも汗かくくらいで、めちゃくちゃ天気も良かったし、ひたすらにずーっと好きな曲ばかりのプレイリスト聴いていたからとても楽しく良い気分だった。

夜は中野で「漫才王」だった。他にもいくつか観る候補のライブはあったけどキャモンさんのライブが好きだし色々な面で信頼できるから、やっぱりこれで正解だったなと。「好きな男の子ばかり選んだ」という出演者も最高だ。

今年初めての中野で今年初めての芸小で、芸小自体がかなり久しぶり(一年近く来ていなかったと思う)だったけど、めちゃくちゃ歩いて下半身が疲れていたところだったので、こういう良い椅子の会場でのライブを選んで正解だったなとも思った。

ライブ終わって、今年初の中央線に乗って、今年初の湘南新宿ラインに乗って帰った。昼間の暖かさとは打って変わって完全に冬の寒さで泣きそうになってしまった。暖かいということに合わせた服装で来てしまったので。夜のことを考えていなかった。